ご依頼の概要

交通事故・慰謝料90万円で示談成立した事例

<依頼者>
 40代 女性
<依頼内容>
 交通事故
<争点>
 ①治療継続の必要性
 ②後遺障害該当性
<結果>
 慰謝料90万円で示談が成立しました

解決に至った経緯

1
相談から受任

 ご依頼者様は、横断歩道を徒歩で通行していたところ、後方から前方不注視で右折してきた車両と衝突し、肩や足を受傷されました。ご依頼者様は、救急搬送されましたが、仕事の都合上、休むことが難しかったため、投薬で痛みを抑えつつ通院生活を続けていました
 痛みが引かなかったため、通院の継続を希望していましたが、相手方保険会社により治療を打ち切られたため、以降は健康保険で通院せざるを得なくなりました。
 治療を継続する方法などについて悩まれたご依頼者様は、知人のご紹介によりご相談にご来所されました。

2
交渉

 当初より、相手方保険会社は、本件交通事故は軽微な事故であり、治療の継続は必要ないとして、治療の継続について一貫して否定してきました。弁護士が間に入って治療継続の必要性を訴えましたが、相手方保険会社の態度は変わりませんでした。
 しかしながら、ご依頼者様は足の骨折が疑われ、痛みが継続していたことなどから後遺障害等級に該当する可能性があると思われたため、後遺障害認定に必要とされる期間健康保険を利用して治療を継続し、症状固定後に自賠責へ後遺障害等級の認定を申請することになりました。
 また、相手保険会社が治療継続を打ち切る根拠に不明点、矛盾点などもあったため、症状固定まで治療継続が必要であったことを根気強く主張しました。

3
解決

 後遺障害には認定されませんでしたが、受任後から一貫して相手保険会社に対して治療継続の必要性を訴え続けたため、当初相手保険会社主張の治療期間を前提とする慰謝料よりも、増額された慰謝料が認められました

慰謝料90万円で示談成立

依頼者の声

依頼者の声 ★★★★★

 仕事をしていることに配慮したご連絡など、日頃よりお気遣い頂き本当に有難うございました。今後もすばらしいチームワークで頑張ってください。

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40代 女性
担当弁護士・事務からのコメント

 本件事案は、相手保険会社が私たちが受任する前に早い段階で治療を打ち切り、一貫して治療の継続を否定していたことや、自賠責への後遺障害等級認定も非該当となったことなどから、治療打ち切り後の治療継続の必要性を説得的に主張することが非常に難しい事案でした。
 結果として、損害賠償額の増額が認められ、依頼者の方にも感謝のお言葉を頂きました。医療調査会社とも連携をしながらより良い結果を目指して弁護活動をができ、最終的にご納得いただける結果で終わることができてよかったと思っております。
 今後も、ご依頼者様の方により満足して頂く結果を得られるよう、弁護士に依頼して良かったとも思って頂けるよう努めて参りたいと思います。

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弁護士法人いかり法律事務所  ご依頼を頂きありがとうございました。
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