ご依頼の概要

離婚・事例

<依頼者>  60代 女性
<依頼内容> 離婚
<争  点> ①離婚の成否 ②財産分与
<結  果> 
離婚が成立し、財産分与として共有財産の約80%を取得できました。

解決に至った経緯

1
相談から依頼まで

 依頼者の方は、夫の不貞(浮気)を疑い、探偵事務所に調査を依頼していました。
 探偵事務所から不貞の証拠を受け取り、今後の対応についてどのようにすればよいか不安に思ったご依頼者様は、いかり法律事務所にご相談に来所されました。

2
交渉

 まず、相手方となる夫(配偶者)及び不貞相手(浮気相手)に受任通知を送ったところ、相手方らに代理人が就任したと連絡がありました。不貞慰謝料及び離婚について相手方代理人と交渉を行っていましたが、双方が納得する解決が出来なかったことから調停へと移行することとなりました

3
調停

 相手方(夫)は不貞行為を認めたうえで、離婚を希望していました。しかし、依頼者の方は、相手方(夫)と長く苦楽を共にしてきたこともあり、今回の不貞行為をきっかけに直ぐに離婚をすることは、将来に対する不安も相俟って決めかねていらっしゃいました。
 しかし、その後、調停が進み、担当弁護士らと協議を重ねることによって、徐々に気持ちの整理をすることができ、依頼者の方は離婚を決意されました。そこで、相手方(夫)に対して財産の開示を求め、財産分与について話し合いを行いました

4
解決

 依頼者の方は、不貞慰謝料に加え、財産分与として相手方名義の不動産2件を含む共有財産の約79%を取得することで調停が成立し、不動産名義変更も無事に行うことが出来ました。

財産分与で共有財産の約79%を取得することができ調停成立

依頼者の声

依頼者の声 ★★★★★

 離婚するかどうかで悩んでいた私を支えてくださってありがとうございました。
おかげさまで、スッキリとした気持ちで新たな生活を送ることができています。

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60歳代 女性
担当弁護士・事務からのコメント

 本件は、不貞を行った配偶者からの離婚請求、すなわち有責配偶者からの離婚請求でした。依頼者の方は離婚をするか否かについて非常に悩まれており、離婚を決断するまでとことん協議を重ねました。また、相手方名義の共有財産が不動産を含む高額なものであり、別居日について争いがある等いくつかの問題点があり、一筋縄ではいかない案件でした。
 しかし、最終的には、依頼者の方は離婚を決断され、調停の内容は依頼者の方の望む結果となりましたことは、当事務所としまして大変うれしく思います。

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弁護士法人いかり法律事務所  ご依頼を頂きありがとうございました。

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