ご依頼の概要

会社勤務、飲食費や交際費に多額の散財で負債

<依 頼 者> 30代 男性
<依頼内容> 個人破産
<結 果> 破産を申立て、無事に免責決定を得ることができた

解決に至った経緯

1
相談から依頼まで

 ご依頼者様は、上司からのハラスメントによるストレス等が原因となって高額な飲食費や接待費などで散財してしまい、多額の負債を抱えていました。
 一度は債務整理をして継続していた返済も困難となり、いかり法律事務所へご相談にいらっしゃいました。
 借金ができた経緯や負債の状況、財産等を伺い、経済的再生を図るために破産の申立てを提案し、当法律事務所に依頼されることとなりました。

2
準備から申立まで

 債権者からの督促や問合せをストップし、安心した生活のもと破産申し立ての準備が進められるように、まず、債権者らに破産手続を準備する旨の通知書を発送しました。
 上記通知により、債権者からの直接の債権の取立て(督促)や、問い合わせはなくなりました
 破産申立てに必要な書類を収集・取得し、速やかに申立てを行いました。

3
解決(破産廃止・免責許可)まで

 借金ができた経緯に免責不許可事由(高額な飲食費や高額な交際費など)がある場合破産事件は管財事件として審理されますので、裁判所から申立代理人とは別の弁護士が破産管財人として選任され、破産管財人は申立人の債務の状況や財産状況及び破産の事情を調査します。
 当法律事務所において、破産管財人からの様々な質問に対してご依頼者様にご協力をいただきながら報告書を提出するなどして対応いたしました。
 ご依頼者様も収入以上の生活を送っていたことを深く反省し、家計表をつけるなどして生活態度を改め経済的再生を図ることが可能となりました

裁判所から、廃止決定及び免責許可決定を得ることができました

 

依頼者の声

依頼者の声 ★★★★★
 親身にご対応いただき本当にありがとうございました。無事に解決に導いていただき、心から感謝しております。
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30代 男性
担当弁護士・事務からのコメント
 破産手続申立ての際、支払い不能状況にあることを示さなければならないため、多くの資料が必要となります。そして申立てをしたからといって必ずしも免責決定を得られるわけではありませんので、免責を得るために、追加で様々な資料や報告が必要となることもあります。
 また破産したからといって、全ての財産を失うわけではなく、ご依頼者様の経済的再生更生の観点及びご依頼者様の生活状況に応じて相当と判断される財産はその旨主張することで、手元に財産を残すことができますので、ご依頼者様には安心して生活を送っていいただくことができました。
 いかり法律事務所では様々な事案に対応できる経験豊富な弁護士が揃っておりますので、ぜひご相談にお越しください。
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弁護士法人いかり法律事務所  ご依頼を頂きありがとうございました。

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