ご依頼の概要

相続した建物が第三者の動産に占有されていた事例

<依 頼 者> 50代 女性
<依頼内容> 建物の明け渡し又は賃料の支払について 
<結 果>  動産の撤去等原状回復の上、建物が明け渡されました。

解決に至った経緯

1
相談から依頼まで

 ご相談者様は、配偶者を亡くし右配偶者所有の不動産を相続することになりました。不動産のうち1つは倉庫になっており、相手方(被相続人の親族)が所有する動産で占有されていました。
 また、賃貸借契約など相手方に占有権限はなく、倉庫の利用について賃料は支払われていませんでした
 ご相談者様は、相手方に建物を明け渡してもらうか、建物をそのまま利用するのであれば、(不当利得として)賃料の支払いを請求したいと考え、いかり法律事務所に相談にいらっしゃいました。

2
交渉

 ご依頼後、相手方へ受任通知書を送り、所有権に基づく返還請求権として建物明渡請求等を行ったところ、相手方にも代理人として弁護士が就任しましたので、代理人間で建物の明渡し等について交渉を行うことになりました。
 
 相手方より、当方の請求に対して争わず、倉庫内の動産類等の撤去及び建物(倉庫)の返還請求に応じる旨、回答があったので、引揚業者や撤去する動産の特定、建物明渡期限などを調整することになりました。

3
解決

 原状回復の内容について後日紛争にならないよう、明渡しの方法、撤去する動産の特定等を確認し、合意内容を書面で取り交わしました受任から約3カ月で建物の明渡しは完了し、無事解決に至りました。

原状回復の上、建物が明け渡され無事解決

依頼者の声

依頼者の声 ★★★★★

 思いのほか早く解決し、安心いたしました。
 何もわからず不安な中、担当していただき大変心強かったです。大変感謝しています。ありがとうございました。 

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50代 女性
担当弁護士・事務からのコメント

 ご依頼者様は、突然の身内のご不幸により、不安を抱えていらっしゃいましたので、当法律事務所にご依頼いただき、交渉の窓口となることで、ご依頼者様のご負担を少しでも軽くできておりましたら、うれしい限りでございます。
 相手方が撤去を了承してからは、スピーディに対応させていただき、短期間で無事解決に至り、ご依頼者様に安心していただきました。

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弁護士法人いかり法律事務所  ご依頼を頂きありがとうございました。

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