ご依頼の概要
<依 頼 者> 40代 男性
<事故様態>
ご依頼者様はバイクで交差点に進入したところ、反対車線から右折してきた相手の車両と衝突し、救急搬送されて入院を余儀なくされました。
<争 点> 後遺障害の有無
<結 果> 後遺障害併合第12級に認定
→治療費、休業損害、後遺障害慰謝料、労災等含め約1400万円にて解決(自賠責保険会社から224万円の支払い含む)
解決に至った経緯
ご依頼者様は、既に他の弁護士事務所へ依頼していましたが、治療終了時(症状固定時)頃に依頼していた弁護士の方針に不安が出てきたことからセカンドオピニオンとして、いかり法律事務所にご相談にお越しくださいました。
当法律事務所へのご相談は、症状固定日から約2ヶ月経った頃で、後遺障害申請手続きと相手方保険会社との交渉についてご相談して頂きました。
まず、相手の加入している保険会社(相手方保険会社)へ保有資料の開示を求め、ご依頼者様の各通院先へ医療記録の開示を請求しました。また、当法律事務所と提携している医療調査会社の協力を経て、後遺障害等級の認定に必要な医証を収集し、意見書を作成して、自賠責保険へ後遺障害等級認定の申請を行いました。
結果、膝関節の機能障害、頚部痛及び腰椎捻挫後の腰痛の障害を併合し、併合第12級が認定されました。
後遺障害等級第12級の認定結果を受け、相手方保険会社と示談交渉を始めました。
本件交通事故により欠勤を余儀なくされていたため、休業損害を請求しました。
また、欠勤が続いた結果、賞与が減額されていたので、減額分を証拠資料を付けて相手方保険会社に請求しました。
さらに、入通院が長期間に及んだため、年次有給休暇の取得に必要な年間の所定日数分の勤務(出勤)をすることが出来ませんでした。そのため、本来取得できたはずの有給休暇分についても補償を求めました。
通勤途中の事故であったため、労災保険から休業給付及び障害給付として約530万円の支払を受けることができました。また、自賠責保険会社より後遺障害慰謝料として224万円を受け取ることができました。
相手方保険会社は、請求金額が大きいことから社内稟議に時間を要していましたが、最終的には、約650万円(既払い金含む)の提示を受けることができ、ご依頼者様にご納得いただける金額で和解することができました。
労災保険、自賠責保険、相手方保険会社から合計1400万円の支払を受けることができました
依頼者の声
交通事故に遭われてから解決までに時間を要しましたが、ご依頼者様がご希望されておられました後遺障害等級の認定を受けることができ、ご納得のいくかたちで解決ができ弊所としましても嬉しく思っております。
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