ご依頼の概要
<依頼者>
40代 女性・男性
<依頼内容>
相隣関係の調整
・戸建て住宅の隣家との境界にある壁についての交渉
<結果>
ご依頼者様が果たすべき義務は果たしながらも、ご依頼者様に義務のない相手方からの要望はお断りし、ご依頼者様のご負担が最小限となる解決となりました。
解決に至った経緯
ご依頼者は、お住まいの戸建て住宅と隣家との境界にある壁を、自身らの所有する壁と誤認され、塗装してしまいました。しかし、その壁が隣家の所有であったことが判明し、隣家の方に塗装し直すよう求められていました。
それに加え、ご依頼者様の所有地にある車庫に関しても塗装や移設を求めて来られたため、対応にお困りご相談に来所されました。
まず、相手方の要望と、ご依頼者様が対応可能な範囲を協議するため、相手方に内容証明を発送し、ご連絡いただくように求めましたが、相手方からは連絡はなく、相手方から依頼者への接触もありませんでした。複数回同様の文書を送っていいたところ、4ヶ月ほどが経過してから相手方より連絡がございました。
相手方は、壁を塗装し直すことに加え、ご依頼者様所有の車庫の塗装や移設を求められました。隣家所有の壁の塗装し直しについては同意しましたが、ご依頼者様所有の車庫の塗装や移設についてはご依頼者様が義務を負うものではなかったため、その旨を相手方へ丁寧に説明し、交渉の末、お断りすることで合意に至りました。
相手方と連絡が取れてから約2ヶ月間交渉を行い、隣家所有の壁を塗装し直すことで示談が成立しました。
その後、壁の塗装も完了し、短期間での解決となりました。
ご依頼者様の果たすべき義務を果たし、義務のない要望については丁寧にお断りし、合意書の取り交わしができた
依頼者の声
大変お世話になりありがとうございました。
お陰様で平穏に過ごせております。
相手方との交渉が始まってからは、ご依頼者様のご協力もあり早期解決(合意書締結)ができました。ご依頼者様のご満足いただけるかたちで事件終了でき良かったです。
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