ご依頼の概要
不貞相手からの暴力に対し損害賠償請求を行なった事例
<依 頼 者> 40代
<依頼内容>
①求償権の行使(不貞慰謝料)
②損害賠償請求(暴力等)
<結 果>
相手方から解決金120万円の支払いを受けて示談成立
解決に至った経緯
1
相談から依頼まで
ご依頼者様は、不貞関係にあった相手方の配偶者から過去に慰謝料請求を受けて「合意書」を締結し、合意書に従って誠実に慰謝料の支払いを行いましたが、共同不法行為の連帯債務者である相手方(元不貞相手)に対して求償権を行使していませんでした。
そこで、相手方へ求償権の行使が可能かを相談するため、いかり法律事務所へいらっしゃいました。
また、不貞関係にあった際に、相手方から暴力等を受けていたため、この点についても損害賠償請求ができるのかについても併せてご相談されました。
2
交渉
相手方にも代理人が就任したため、代理人間での交渉となりました。
当初、相手方は、求償権は発生していない旨主張していましたので、当方で求償権が発生していることの証拠を積み重ね交渉を行いました。
また相手方は、暴力等について認めていませんでしたが、こちらも証拠を積み重ね交渉を行いました。
3
解決
相手方からの解決金の提示額は、ご依頼者様が相手方の配偶者に支払った慰謝料額や受けた暴力による被害額に比して著しく低額であったため、弁護士は粘り強く慰謝料の増額交渉を行いました。
交渉の結果、一括支払いにて解決金120万円を受け取ることができました。
相手方から120万円の解決金を受領することができました
依頼者の声
依頼者の声 ★★★★★
ありがとうございました。
40歳代
担当弁護士・事務からのコメント
本件のように共同不法行為者同士は連帯債務の関係にあり、一方が支払をしている場合、支払いを行った方はもう一方に対して求償権請求ができる可能性がございます。
今回は、相手方の配偶者と「合意書」を締結しておられましたが、求償権の放棄については記載されていませんでしたので、相手方へ求償権を行使することができました。
結果、相手方からの暴行等を含めご依頼者様の主張を立証でき、無事に解決金を受領できる内容で相手方と示談することができましたことを大変嬉しく思います。
今回は、相手方の配偶者と「合意書」を締結しておられましたが、求償権の放棄については記載されていませんでしたので、相手方へ求償権を行使することができました。
結果、相手方からの暴行等を含めご依頼者様の主張を立証でき、無事に解決金を受領できる内容で相手方と示談することができましたことを大変嬉しく思います。
弁護士法人いかり法律事務所 ご依頼を頂きありがとうございました。
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