事例

<依 頼 者> 60代 男性
<依頼内容> 高額な紹介手数料の請求への対応
<争 点>  違約金の定め等契約の有効性 
<結 果>  
 高額な紹介手数料等を請求され応訴・約110万円減額し和解成立

解決に至った経緯

1
相談から依頼まで

 有料職業紹介事業者(相手方)より求人サービスの営業を受け労働者を採用したが利用規約について詳しい説明がないにもかかわらず、高額な紹介手数料等を支払うよう提訴されていたので、その金額が妥当かを含めて相談したいといかり法律事務所へご相談に来られました。

2
訴訟

 ご依頼いただいた時点で、既に2回の期日が終了しておりました。これまでの双方の主張を整理したうえで、当方より3点について主張することとしました。
①本契約について、ご依頼者様は相手方から内容の詳しい説明を受けておらず理解していなかったことから、そもそも契約自体が成立していないこと
仮に契約が成立していたとしても、錯誤により無効であること
仮に契約が成立していたとしても、利用規約に書かれている違約金の定めが公序良俗に違反していること
 各主張につき立証を行い、支払い義務がない旨主張しました。

3
解決 和解成立

 訴状では約380万円の請求でありましたが、訴訟上の和解交渉により約110万円減額することができ和解が成立しました。

高額な紹介手数料等を請求されたが約110万円減額できた事例

依頼者の声

 

依頼者の声 ★★★★★

 ありがとうございました。

60歳代 男性
担当弁護士・事務からのコメント

 高額な紹介手数料等を請求され、大変驚かれたことと思いますが減額にて和解をすることができ、安心いたしました。
 もし従業員採用の際に高額な紹介手数料等を請求された場合には、契約書に沿った手続きが履践されているか確認したり、不利な条項が入っていないか確認する必要があります。
 契約書の内容等でお困りの方は、一度いかり法律事務所にお問合せください。

弁護士法人いかり法律事務所  ご依頼を頂きありがとうございました。

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