ご依頼の概要

離婚・事例

<依頼者>  30代 女性
<依頼内容> 離婚等
<争  点> ①婚姻費用 
       ②養育費 4人分
       ③面会交流
<結  果> 
 養育費額の確定、面会交流のルール決め後、離婚が成立

解決に至った経緯

1
相談から依頼まで

 依頼者の方には、未成年の子が4人いましたが、夫(配偶者)の不貞行為が発覚し別居していました。子どもが小さいので、しばらく冷却期間を置いて離婚するべきか悩まれていましたが、離婚することを決意し、婚姻費用や養育費等について相談するため、来所されました。

2
調停

 当初、夫が離婚を拒否していたため、離婚調停・婚姻費用分担調停を申立てることになりました。夫側からは、面会交流調停が申し立てられました。
 夫は離婚自体は争いませんでしたが、夫が家業手伝いの仕事をしていたことから収入額が不明確であり、また、見るべき財産はないとの主張がなされましたが、預金や車両などの隠れた財産の存在も疑われたことから、婚姻費用や養育費、財産分与、慰謝料の協議が難航しました。しかしながら、当方にて根拠となる資料を提出したことで、希望金額からは譲歩したものの依頼者の方の納得いただける解決金額にて調停が成立しました。
 また、面会交流については、夫(配偶者)やその両親からの子の連れ去りの危険があることから、ルールを決めた後に行いたい旨主張しました。当初は依頼者の方も面会交流に不安がありましたが、弁護士間で面会交流を調整した結果、何回か回数を重ねることで不安も徐々に解消され、夫とお子様方とのわだかまりも溶けていき、当人同士で面会交流が実施できるようにまでになりました。最終的には、離婚条件として、面会交流に関するルールを定めて無事に解決に至りました。

3
調停成立

 配偶者の度重なる不貞行為(不倫)によって離婚することとなったことへの謝罪条項、解決金の支払義務、養育費の金額及び支払期間、面会交流等を取決め、調停は成立しました。

調停離婚条項に不貞行為への謝罪条項を入れて離婚成立

依頼者の声

依頼者の声 ★★★★★

 この度は未熟な私達夫婦問題解決に多忙なお時間を割いていただきまして有難うございました。解決に至るまでに、色々なことがおこり正直、我を見失うのではないかと思う時期もありましたが、園田先生(いかり法律事務所の方々)のサポートのお陰で我を見失うことなく最後まで冷静に来れたのだと思っております。
 この先の人生、子ども達4人と笑顔で進んでいこうと思います。大変お世話になりました。

30歳代 女性
担当弁護士・事務からのコメント

 早い段階でご相談に来所いただき、スポットで何度か相談対応させていただいておりました。ご依頼頂いてからは、調停を申立てましたが、相手方がなかなか誠実な態度を示さず、様々な問題も起こり弊所としましてもご依頼者様の事を大変心配しておりましたが、最終的には、ご依頼者様のご納得のいくかたちで解決ができ大変うれしく思います。

弁護士法人いかり法律事務所  ご依頼を頂きありがとうございました。

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